こんにちは、たまにやってくるジョジョを語るお時間です。笑
6部のアニメ化が決定し、声優もキービジュアルもPVも公開されて12月の公開までワクワクが止まらねェ今日この頃。
6部までは友人に漫画を借りて読んでいたのですが、どうしてもその先が気になってしまう。笑
金沢で4月にやっと開催されることになったジョジョ原画展で、絶対買うんだと決めている原画ポスターの面々の中に知らないキャラクターがいることの違和感…
7部、8部を見れば原画展でもっと感動できるのではないか?ということでまずは手始めに7部のスティールボールランを24巻まで全巻大人買いしまして全て読み切りました。
1周目は作中のスピード感に合わせて勢いでグワァーっと読んで、2周目は詳細をじっくり読みながら読み進めていこうと決めてまずは1周が終わりました。
2周読んでから記事にしようかと思っていたのですが初見のまじかよ…という感覚を覚えているうちに残しておきたくて今ジョジョTを着てジョジョのサントラをかけながらオラオラ記事を書いております。
ちなみに私はあの展開がどうこう…という評論的な文章は書けないので(勢いで読んでて詳しく覚えてない)
読み終わった時に何が印象に残ってたかというのを勢いで書いていきたいと思います。
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「だがクセなんて直さなくて良い」
2巻のレース中にジャイロが言ったセリフです。
馬に乗ったレース中にジャイロが乗っている馬のクセを他の出場者に見抜かれ抜かれてしまうという場面がありまして。
クセが見抜かれたことに気づいた、近くにいたジョニィが「知ったところでクセは直したくとも直そうとすると違う弱点が見えてくる!それは人間も馬も同じサガ!」と言います。
わかるゥ〜
クセがあったとしてもそれが本人からしたら一番やりやすいやり方なんだよねぇ〜
直そうとすると今まで出来てたことがなんかうまく出来なくなったりするのよね〜。笑
直した方がいいクセもあると思いますが、ここで言われているクセを”個性”に例えたらなんかしっくりきます。
そこでジャイロはそのクセをさらに強く引き出す行動に出ます。
「もっとクセを出して走れ」と。
ジョジョもクセありすぎる漫画ですがもっとクセを存分に出してくれ!という、いち読者の願いを代弁してくれてますか?笑
何かに挟まって遊びたくなる
これはあるキャラクターのスタンド能力なのですが、まあこれが強いこと。
「何かに挟まることでどこかに行く」とでも言っておきましょうか。笑
例えばなんか都合が悪いことが起きた時にドアに挟まって逃げたいですね…
スティールボールラン読んでない人から見たら奇行極まりないのでやるときは7部を読んだ人の前だけにしましょう。笑
黄金長方形を日常の中で探しがち
黄金長方形っていう、縦と横の比率が1:1.618の長方形があるのですが、美しいものとされるものには必ずこの黄金長方形の形があると作中でジャイロが語ります。
この長方形の中に正方形の列を入れて角の点を滑らかに繋いでいくと渦巻き状の螺旋ができて、それは永遠に渦巻き続けるというもの。
7部は「回転」がキーワードで、この黄金の長方形の原理が使われた回転(黄金の回転)が多く出てきます。
今使ってるMacBook Airも黄金長方形なのか…?とか思ったり。
読み終わってからやたら長方形が目に入ってくるようになりました。笑
やたらラッキーなポジティブすぎる男
ポコロコという、不運に見舞われてるのに、「俺はラッキーな男だ!」と何事もプラスすぎる思考で結果ラッキーを掴んでいるキャラクターがいるのですが、かなり脇役だったのにも関わらずやたら覚えているキャラの一人。
スタンドが横で「お前は結果幸運を掴むから安心しろ」とずっと諭していた…というのもありますが、なかなか面白い。
どんなに絶望的なシチュエーションでも、プラスに思える部分を見出せるのはいいなぁと思ったり。そして不運にめげずにポジティブに物事を捉えた結果幸運を手にしていますからねこの男は…。
運がいいと思えば運はいいし、不運だと思えば不運。ということですか荒木先生。
ま、彼のスタンドがだいぶ力を添えてますけどね。
でもスタンドって「守護霊」って書いて「スタンド」と呼びますからあながち理解できないこともない。笑
ポコロコはすっごい護られてたんだろうなぁ。
爪が痛い
ジョニィの能力で爪が剥がれる描写が何度もあるんですが、なんか散々撃たれたり足ちぎれたりもっと痛そうな描写があるのに、なんか爪が剥がれるところだけすごい本を読んでいる手がゾワワァとします。
共感してくれる人いるかな…笑
ルーシースティールが活躍するあたりから面白くなってくる
8巻の後半あたりでルーシースティールという女性が物語を一気に動かし始めます。
ぶっちゃけここまでは「んん〜?ちょっと無駄っぽい話多くない?」と思っていましたが壮大な前フリが済んだあたりで一気に面白くなってきました。
前半で挫折している人が結構いるんじゃないかなと思ったくらい。
今までのジョジョは話が進むスピードがえげつなく早かったのでそれを想像していた人は少しもったりして見えるかもしれませんが…。
でも後半たたみかけるように話が進んでいきます。面白かったです…!!
まとめ
ずばり、良かった!
今までとは違う世界線のジョジョが見れて新鮮な感じでした!絵のタッチも少し違うような…?
絵も素敵です。今回この記事のトップ画像にしている女性がルーシースティールなのですが、漫画のワンシーンを私が模写したものです。
ザーッと読むにはもったいないぐらい緻密に美しく描かれているのでもう一回芸術品を見るように読みたいですね。
相変わらず好きな部ランキングをつけるとしたら…という永遠に答えが出ないテーマについて考えていたのですが、ジョースター家の因縁の世界線とはまた違う世界線の話なので比べられない…というのが正直なところ。
スタンドは出てきますがそこがメインではないような…また新しい別のジョジョの物語だなぁと少し寂しい気持ちと新鮮な気持ちになりました。
あと気づいたのが誰にも感情移入できなかったという点。みんなそれぞれええやん…という気持ちで読んでました。敵か味方かも正直わからなくなってくる。没入するというよりかは客観的に読んでたという感じ。
でもやっぱり面白かったんですよ!もう一回読んだらもっと違う感想が出てくるかも。
というわけで2周目いってきまーす!!
では!
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