こんにちは!
島根岡山2泊3日一人旅PART4です!
島根の玉造温泉駅からスーパー特急やくもに乗り、2時間半くらい揺られて岡山駅に到着。
本日は結構な雨。
今日の宿は倉敷なので、倉敷美観地区を観光する予定でしたが、雨の美観地区で半日歩き回るのは辛いということで、急遽明日行く予定だった児島ジーンズストリートに行くことにしました。
このジーンズ探しが今回の一人旅のメインディッシュ。
自分の服を制服化したいと思っているので、それにもってこいの国産ジーンズを探したいと思います。
児島駅
岡山から20分くらい電車に乗ったところにある児島駅で降りると…

駅全体がデニムのデザインになってます。
トイレの壁もデニムでした。

ここも有名なスポットですね。
駅を出てすぐの光景。
ジーンズが吊るされていて、奥の方に「ジーンズの聖地 児島」と書いた看板があります。
児島ジーンズストリートはここから15分くらい歩いたところくらいにありました。
思ったより遠い…雨…ちくしょう…笑
児島ジーンズストリート
のこのこ歩いてやっとの思いでネットで見てた景色が見えてきました。
思ったより突然現れます。笑

ジーンズストリートはL字形になっていてLのコーナーあたりに本日のお目当ての店、BIG JOHNがあります。
BIG JOHN

BIG JOHNは初めて国産ジーンズを作った老舗ブランドです。
たくさんショップがあってどこに入ろうか迷っていましたが、やはり発祥の店には行っとかないと…!ということで速攻で入店。
事前に目をつけていたオーバーオールを見せてもらい試着。
うわーーーー最高やん。想像以上にぴったりで着やすかった…
というわけで裾の長さを調節してもらい速攻で購入を決めた。笑(16,000円)
裾直しをしている間店内をぶらぶらしていたのですが、なんですかこれは…
ここはテーマパークですか?
商品棚のすぐ隣で、エイジングの効いたデニムを着こなしたイケおじがデニムの加工をしていて、工房(?)とショップが併設されている感じ。
店内もかなり広くてずっとここで商品見てられる…
帽子のエリアを見ているとバケットハットを発見。
タグを見てみるとRAREジーンズの生地を使っているそうです…
レア…デニム…だと
「生デニム」という完全に自分で育てる、エイジング加工も何もされていない、のりがついたままのデニムがあるのですが、そのデニムはまあ高い(3万円)
BIG JOHNのフラッグシップモデルです。
その生地が使われているだと…
触った感じかなり硬く、簡単に型崩れはしなさそうな素材感。
こういうのが欲しかったんよ…
というわけで速攻で購入を決意。(6,000円)
まずい、来て30分もかからずに爆買いしている…笑
他にもポーチやバッグやアクセサリーまで、デニムを使った色んな商品があって、思わず買いそうになったのですが、一旦落ち着こう…
小物系はまた来た時に買おうと決めて、オーバーオールとバケットハットを購入して他の店も見に行ってみることにしました。
すると担当してくださってた店員さんが荷物置いていっていいよっと言ってくださり、(死ぬほど重かった)日本酒と米と、リュックをレジ裏に置かせていただきました…!!
ありがてェェ!!!涙

購入したものです!小さいジーンズのキーホルダーとリングはノベルティでくれました…!

か”わ”い”い”(震)
というわけでJAPAN BLUE JEANSという店に向かいます!
ここで一つ衝撃的な事実が発覚したのですが私が児島に来たのが月曜日。
どうやら月曜日は定休日の店が多いそうです(がーーん)
13時にジーンズストリートに来て17時には店が全て閉まってしまうのでどのみち2店舗しか行けないとは思ってましたが、シャッター街になってるジーンズストリートを歩くのはどことない寂しさがありました。笑
でもJAPAN BLUE JEANSはやっているということで良かった…
JAPAN BLUE JEANS
桃太郎ジーンズという国産の有名なブランドがあるのですが、その会社が経営しているブランドです。
ここ最近広告に力を入れていたのか、YouTuberに案件として依頼していたりしてネットで調べていたらよく現れたブランドでした。
もともと店舗の外観が古民家をリフォームした店舗で、かなりおしゃれ。
CIRCLEという腰回りの生地がアーチを描いてるようなシェイプでよりフィット感が増したデザインになっているジーンズがあって、それを試着してみたいと思い10分くらいBIG JOHNから歩きました。
なんとJAPAN BLUE JEANSはジーンズストリートの一番奥にあるので、必然的にストリートをすべて歩くことになります。笑

一瞬店舗だとは分からない佇まい。
おじゃましまーすと言いたくなるくらい人の家に上がる感じで入店。
店内の写真は撮っていませんがまさに古民家。
ぬくもりがあります。
早速CIRCLEのデニムを試着。
おおー、しゃがんでもパンツが見えない。優秀。
今までユニクロのカーブパンツを履いていたのですが、しゃがむと股がギュゥゥンってなって履きづらく、あまり履いてもテンション上がらなかったんですよね…。笑
結果CIRCLEデニム(15,400円)、購入することになるんですけどね。笑
このデニムはセルビッチデニムと言われていて、デニムの端にほつれ止めとして白い帯と赤い線で加工されているものなのですが、これは国産デニムならではの加工技術でして、シャトル織機という旧式力織機で織られた生地にはこのほつれ止めの耳(セルビッチ)ができます。

この旧式力織機は現在稼働しているものしかなく、織機自体生産が終了しているようでメンテナンスしながら大切に織られている…それがセルビッチデニムというわけです。
こりゃ大切に着ないかん。
というわけでCIRCLEジーンズを購入。笑


要所要所青いステッチが施されてるのが良い…
また宝物が増えました。
ジーンズストリートの街並み
JAPAN BLUE JEANSにたどり着くまでに、有名なスポットをいくつか発見したので写真撮っておきました。



マンホールもデザインされていました。
雨でしたがまたそれも結果よし。
まとめ
最高でした。
「自分のお気に入りの良いものを長く使う」
最近物を買う時に考えることなのですが、児島のジーンズはこのポリシーにドンピシャなものでした。
日本の職人によって本気で大切に作られた歴史も感じられ、メイドインジャパンの素晴らしさを改めて感じられてました。
安い服を買い、すぐにクタクタになったりデザインが古くなったりしてすぐ捨ててしまうような物の買い方をしていましたが、児島にいる方たちは、今自分が着ているジーンズがどれだけ気に入ってるのかとても嬉しそうに愛を込めて教えてくれたのが印象的で、こんな風に服を着たいなと思いました。
今までは「このデニムユニクロで2000円やったんよ!このクオリティで2000円!安くない!?」
みたいな話ばかりしてました。笑
で、すぐ着づらくなって捨ててた。もしくはタンスの肥やしになってた。
これでは環境に悪いしお金も浪費するし何一つ良いことしてないや…と思い直し…。
お値段は張るかもしれないけど、児島には素敵な歴史と技術と職人さんたちがいて、その方々が愛を込めてひとつひとつ作ったものをいただき、愛を込めて長く着る。
そんな服の楽しみ方もいいやん…最高やん…と思った1日でした。
児島のみなさま、ありがとうございました!

P.S.部屋の角にデニムエリアができました。笑(ずっと飾ってるしもちろん着てます)