(この旅行は2019年1月の話です)
「伊勢に呼ばれる」っていう言葉、聞いたことあります⁇
急に伊勢神宮に行きたいって思ったり、伊勢神宮についての情報が相次いで入ってきたり…
それが伊勢神宮に祀られてる天照大御神に呼ばれてるという言い伝え(?)があるそうなんです。
今まで2回伊勢には行ったことあったのですが、内宮しか参拝したことなくて…
本当は外宮→内宮の順に参拝するのが正しいルートだそうです。
それがなぜかずっと気にかかってて。
その頃は元職場で新しいことを始めたばかりで、それがお披露目される日を控えてました。
それもあってか、突然「そうだ、伊勢に行こう」って思い立ったんです。
なんとその次の日にはもう伊勢にいました。
雨予報だったのに(笑)片道3時間かけて(笑)
でも霧雨みたいな雨がたまに降るくらいで苦じゃない程度のくもりでした。
伊勢市に到着して外宮の豊受大神宮へ。
あまりスピリチュアル的な感覚はないはずなのですが、鳥居をくぐる前から全身に力が入って緊張してました。
気を引き締めて正宮まで一歩一歩踏みしめて歩きます。
伊勢神宮ではお賽銭を入れないで、日頃の感謝を伝える…と行きの電車の中で学んだので、お賽銭は入れずに一回深呼吸。
二礼二拍手してる間に御幌(カーテンみたいな白い布)が手前に、しかも私が立っている左側の方に大きくぶわっと上がってきた。
住所と名前と2回も来てたのに外宮を参拝しなかったことを謝罪してここに来れたことを感謝しました。
最後一礼する時に目を開けると御幌が逆に奥に向かってまた左側の方が大きくぶわっと上がっていました。
神社には特別な空気が流れていて、御幌が手前に上がると「話を聞いているよ」という意味、奥に上がると「確かに聞き届けたよ」という意味があるそうです…行きの電車で身につけたネットの知識ですが。
めちゃめちゃ聞いてくれたやん私の謝罪…
その後も少し坂と階段を登って荒御魂が祀られてる多賀宮も参拝。
御朱印帳デビューを果たしました!
外宮を出てからはバスで猿田彦神社へ。内宮前のバス停の一つ手前、「猿田彦神社前」で下車します。
みちひらきの神様と呼ばれており、物事を良い方向へ導いてくださるとか…
まずは猿田彦さんにご挨拶。お賽銭入れてとりあえず自己紹介。これからこんなことします…頑張ります…と心の中でつぶやいて終了。
猿田彦神社の中にもう一つ佐瑠女神社という神社がありまして、天宇受売命(あまのうずめ)が祀られています!
彼女は内宮に祀られている天照大御神が天の岩戸に閉じこもった時に、踊って注目を集め、岩の隙間からそれをチラ見した天照大御神を引っ張り出して世界に光が戻った…っていう言い伝えの「芸能の神」です。
芸事の上達にゆかりのある方でこれはご挨拶しておかないと…!ということでぶらり途中下車しました。
一旦猿田彦神社の大きな鳥居を出て佐瑠女神社へ。小さな神社です。猿田彦さんと同じように自己紹介して今度は少し詳しくどんな芸事をしてるのか心の中で言ってみました。よろしくお願いしますッそのあともう一度大きな鳥居をくぐって御朱印を頂いてまた鳥居を出ようとした時に
ドンドンドンッ!
と太鼓みたいな音が3回境内の中から聞こえたような気が。
良い意味なのか悪い意味なのかよく分かりませんがなんだか背中を押されたような気がして内宮に向かうかぜぱであった…
つづく