体験記

幼稚園キッズとの別れに目頭アッチアチになった話

2年前くらい前から家の前に仮設で幼稚園ができてました。

元々あった校舎を改装工事するために短期で建てられたようです。

ベランダに出ると園庭やら教室の中やら全部丸見えの所に私の部屋がありまして、先生が教室で教えている声まで聞こえてくるくらい近い…

なぜかキッズたちが廊下を走ると音が反響してうちの部屋を走ってるみたいに聞こえます。笑

自粛期間中も日曜日以外毎日キッズたちはいて、今年一年ずっとキッズの声を聞いて過ごしてました。うるさいなぁ〜と思うこともたくさんあって、耳栓やヘッドホンを使ったりしてました。声が大きい子はもう声で誰か判別できるくらいにまでになってました。笑(顔は分からないけど)分かるのが4人くらいだったので勝手に四天王って呼んでました、ごめんよ。笑

そんな幼稚園の外の柵に2週間前突然

「ちいきのみなさまへ いままでみまもっていただき ありがとうございました いよいよひっこしします あそびにきてください」

と模造紙に手書きで書かれた看板(?)が出現…

そして「ひっこしまであと14日」とカウントダウンが…!

とうとう静かな日々が戻ってくるのか…という気持ちとなんだか寂しい気持ちでした。

そしてそのカウントダウンが0日を迎えたのです…

その日午前中英会話に行く準備をしてたらたくさんのキッズたちがガヤガヤ話す声が聞こえてきました。外を見るとキッズたちがちゃんと制服を着てみんなで大きな円を作っていました。「ありがとうかせつ」とデコレーションされた文字も飾られています。

見てるのがバレると恥ずかしいなと思って一旦部屋に戻ると、

「今日は、この校舎で過ごす最後の日です。お礼に歌のプレゼントをしましょう!」

という先生の声が聞こえて、お、何を歌うんだろうと思ったら

パプリカ

でした。笑

それいつも歌ってたねぇぇ〜ってちょっと懐かしい気持ちになりながら窓全開にしてこっそり聴いてました。笑

パプリカが終わると先生が

「今度は今まで見守ってくださった地域の方々にお礼の歌を歌いましょう!」と。

いやもうこれはちゃんと聴き届けなあかんと思ってしっかりベランダに出ました。笑

すると先生がギターとハーモニカでイントロを演奏…オシャレやん…

その曲は私が幼稚園の頃にめちゃめちゃ歌ってた

にじ

という曲でした。

あかん、選曲でもう既に目頭アッチアチなんですけど。

にーじがーにじがーそーらにわたってー
きみのーきみのーきぶんもはれてー
きっとあしたはーいいてんきー
きっとあしたはーいいてんきー

しっかり歌に合わせて手振りました。

ちゃんと聴いてるよー!届いてるよー!って伝えたいがあまり気付いたらアピってました。笑

歌い終わったら先生があそこで聞いてくれてる人がいるよー!って私のいる方向を示してくれてキッズ全員こっち見て手振ってくれました。

他に誰か見てる人いるんかなーと思ってたら四天王の1人が

「ひとりだけやーーん」っと。笑

恥ずかしッッ!!

聴いてたの私だけかいッッ!!笑

手振りながらそろりそろりと部屋の中に入りました。笑

今まで子どもを感動させるために仕事してましたが、今度は子どもに大感動させられました。

大人になると承認欲求とか、不純な気持ちが少なからず混ざってしまい、パフォーマンスがうまく伝わらないことがありますが、

キッズたちが純粋に歌を楽しく元気に歌う姿は、どストレートにえげつなくハートに刺さりました…。

良いショーだったわ…

キッズ凄いなぁ…

そういえばなんでキッズって呼んでるんだろう…なんか「こども」とか「園児」よりもなんか「キッズ」っぽいんだよなぁ。語感と雰囲気が。

キッズよ、君たちの歌とハート、届いたよ!!ありがとう!!

ABOUT ME
KAZEPA
1994年名古屋生まれ横浜育ち大阪在住。 3歳からダンスと共に育ち、中高バレーボール部、大学は東海大学体育学部で割とアクティブに過ごす。そして現在はエンターテイナー兼クリエイターとして人生を楽しんでいる。